ドラムの練習方法といってもひとくちにこれだけやればよい、というのはなかなか難しいものです。
ちょっと前に先生に相談したときのお話が参考になるかもしれませんので、それを書いてみます。
要は、何を練習したらいいか、その方法を決めるうえで一番大事なことは、「どうなりたいの?」「どんな曲をやりたいの?」が明確になっていると、そのために必要なことが自動的にきまるんだそうです。
一番うまくならないのが「なんでもいいからうまくなりたい」「オールマイティになりたい」という願望。
経験あるひとならともかく、初心者が「オールマイティ」を目指すなんて、無謀を通り越して「ドラムのことなめてますか?」と言われるレベルの話だそうです。
いろんな基本や経験を積み重ねていった結果オールマイティになる。
これが真実で、ある特別な練習をしたからオールマイティになれるわけじゃない。
そんなものが存在すると心のどこかに期待があると・・・
「奥義を知っているから達人になれる」なんていう勘違いをしてしまう。
ただ勘違いだけならいいけど、そういう認識や言動は、その分野や達人の努力に対して大変失礼である。
なので、そうした発想を繰り返しているとそのうち味方がいなくなってしまう恐れがあるから気を付けたほうがいい…
とも言われました。
なんでも、単純に見えても実は奥深いんですよね。Simple, but not easy.
とにかく、身近なゴールを決める。
それが先決のようですね。
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